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虚ろに薄れて全ては消える
きっと壊れたのは私の方だった
解放と束縛の線引き
孤独だと言えたら幸せになれますか
なんて自己中心的な世界の連続
叫ぼうとして落ちぶれた
抱え込んだ痛みと嘆き
きっともう君は見えない
この手が震える意味を教えて
だから来るなと言ったのに


綺麗と呼ぶには純粋すぎて
愛の言葉はなんて滑稽な
奏でた緩やかな別れ
それでもまだ生きている僕ら
愛してないから傍に置いて
ありふれた物語に背を向けて
未来を信じてみようとして砕け散った
ごめんねはもう遅すぎて
許容範囲はそこまで
きっと君を許せない


次に出逢うことがないように
このまま堕ちていきたい
羽ばたいていけない鳥のように
深く深く、ただ君のいない場所へ
息の出来ない暗闇に溺れた
澄み渡る空間が締め付ける心
奇跡なんて信じない
どこまでも広がる蒼い空
悪魔のような笑顔の天使
ひとり立ち尽くす荒廃


情緒不安定な君の瞳
深紅に染まる窓際で
虚ろに夢見た記憶のかけら
甘い果実に溺れた少女
ああでもね、大嫌い
精一杯の拒絶をあげる
暗闇に染まる路地裏
笑顔はどこかへ置いてきた
見誤った最期の言葉
壊したいほど愛しいあなたへ


お望みなら撃ち殺してあげる
お願い、壊れるほど愛して
嫉妬するくらいなら奪えばいい
私と言う名の殺戮人形
咎人の愛した子羊
さようなら、いつか君に会えなくなるといい
僕の望んだ未来はこんなものではありませんでした
神様、あなたをお恨みします
祈りなど届かないと知っているのです(結局すべては人の定め)
圧迫されるように息が苦しくなって