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ああほら、目の前が真っ暗だ
世界にさよならをして僕はどこへ行くのかな
せめてもう少し綺麗な楽園みたいなところへ
わがままなんて言っていないよ、僕は
この穢れた小さな楽園の成れの果て
こんなにも価値のないものだなんて思わなくて
いっそのこと消してしまえばよかったと思うんだ
勘違いしないでね?キミのことだけは大好きだった
このちっぽけな世界に生きるくらいなら
キミも僕だけの物になってしまえばいいと思うんだ


知恵を与えましょう、あなたに愚かなほどの知恵を
あなたはそうして堕ちて行きなさい
あなたが失意に飲まれる過程
いつまでも哂っていてさしあげましょう
だってそのくらいがちょうど良いでしょう?
これほどに引き裂かれた楽園を前に
あなたひとりに与えられる罰など釣り合わぬほど小さな物でしかないのです
何も出来ず終わりがいま目の前に
僕の詩は誰の耳にも届かずに
自己満足、それで良かったはずなのに


「君のせいです」と罪を押し付けて僕は罰を受ける
変わり映えのしない部屋が最後の光でした
「助けて」とは言えません
いつまでも従順な君の「仲間」であるために
僕はこのまままっすぐに消えていきましょう
冷たい水の中に沈む僕の言葉が、ただ
苦しいと伝えることこそ罪なのです
嫌いだと言ったのにね、聞こえなかったの?
毒のように響くこの小さな音が
このまま朽ちていくことを君は知ってる


終わりを見据えた言葉の歪み
君が居なくなったあの日から
僕は毎日をただ空虚に生きています
いつか戻ると信じられぬほど
押しつぶされそうな空しさの中で
今でも思い出にすがるばかりです
君を行かせなければ良かった
僕は今もただ後悔して生きているのです
あなたも一緒に朽ちてくれたらと願います
わたしほどあなたを想っている人などいないでしょう?


煩わしい世界に孤独なあなた
一緒になりましょう?あちらでずっと待っています
殺したいほど愛しいよ、キミが
何も知らずに僕を愛するキミのこと
どこまでも独り占め出来たらと思うくらいに
この手で傷付けたらこの独占欲は満たされるのかな
繰り返す愚かな輪廻のその下で
幸せそうな僕の気持ちはどこへ行ったの?
冷たくて張り裂けそうな心しか見えない(怖いよ、本当はさ)
仮初めのまま尽きる(ほらね、世界なんてこんなもの)