06-10



【孤独を怖れるのは、罰を知っているから】


愛されるほど
ひとりでいたいの
夢を見させて


【笑っていることが唯一の贖罪でしょう?】


傷ついたなんて言えない
すべてはあなたの心のままに
それだけが私の真実


【最後になってさえ、こんなにちっぽけなことしか願えない】


声を聴きたい
やさしい瞳
最後の嘘


【いつだって、憧れは現実になってはくれない】


そう言えたら何よりも
だってそこまで強くはないの
たとえば物語のヒロインみたいに


【強がりだと言われても】


差し伸べられたくはない
朽ちるなら笑って
諦められたらいいのに